新白河国際教育学院

新白河国際教育学院は日本語教育能力試験の受験生を応援しています!

数問ですが、今年度の日本語教育能力検定試験の予想を公開します!

どの資格試験にもいえることですが、日本語教育能力検定試験では、繰り返し出題される問題があります。日本語教育能力試験の得点分布は合格ライン前後に集中していると考えられるため、頻出問題は確実に得点することが合格の条件といえます。

2021年

日本語教育能力検定試験 予想問題

問:次の文を読んで下の問1~4に答えよ。

問1 下線部(A)の「第二言語習得についてのクラッシェンの理論」に関する記述として最も適当なものを、次の①~④のなかから一つ選べ。

①「モニター仮説」とは、言語習得においては、指導者が発話の際に自己の発話をモニターして制御する必要があり、これがなされることで学習者が効率的に言語を習得できるという仮説のことである。

②「自然習得順序仮説」とは、言語を習得する際の順序については、個人差があり、人によって異なるという仮説のことである。

③「情意フィルター仮説」とは、言語習得はこうあるべきだという学習者の思いの強さが習得の方法・効率に影響するという仮説のことである

④「入力仮説(インプット仮説)」とは、現在の水準より僅かに高いレベルの入力を理解することで習得が進むという仮説のことである。

 

問2 下線部(B)の「アコモデーション理論」に関する記述として最も適当なものを、次の①~④のなかから一つ選べ。

①インタビュアーが、ウェールズ語話者に、「ウェールズ語は、将来性のない、死にかけた(言語だ)」と言うのを聞いたとたんに、そのウェールズ語話者はウェールズ語なまりを強く出したという例は、アコモデーション理論のコンバージェンスの例といえる。

②小学校で、校長先生が、児童に対して、使う言葉を児童の使うものに近づけて児童に分かりやすい日本語で話すのは、ダイバージェンスの例といえる。

③インドからの米国への移民が、町の白人に受け入れられたいために、町の白人たち発音に近い英語の発音をしたが、その発音は社会的に低いもので町の白人が捨ててしまいたいと思っていたものであった。これはアコモデーションの失敗の例といえる。

④10代の子供が、友達の親と話すとき、友達と話すときとは違って、標準的なていねいな話し方になるのは、コンバージェンスのうち下向き集中の例といえる。

 

問3 下線部(C)の「生活言語能力(BICS)と学習言語能力(CALP)」に関する記述として最も適当なものを、次の①~④のなかから一つ選べ。

①生活言語能力(BICS)は、場面・文脈(コンテクスト)への依存度が低く、認知的には負担が小さいといえる。

②学習言語能力(CALP)は、場面・文脈(コンテクスト)への依存度が低く、認知的な負担が大きいといえる。

③生活言語能力(BICS)は、場面・文脈(コンテクスト)への依存度が高く、認知的には負担が大きいといえる。

④学習言語能力(CALP)は、場面・文脈(コンテクスト)への依存度が高く、認知的には負担が小さいといえる。

問4 下線部(D)の「異文化接触の際のエポケー」に関する記述として最も適当なものを、次の①~④のなかから一つ選べ。

①相手に関して自文化にもとづく評価や判断をいったん保留すること

②相手に対して自分の考えをはっきり伝えること

③相手の文化に理解を示して、それに合わせようとすること

④相手の立場にたって物事を見ようと試みること

 

問5 下線部(E)の「やさしい日本語」に言い換える際のルールの例として最も適当なものを、次の①~④のなかから一つ選べ。

①一文を短くして、文の構造を簡単にする。

②外来語(カタカナ語)で表現できる語は、できるだけ外来語かローマ字で表記する。

③「流暢に話す」などは「ぺらぺら話す」などと言い換える。

④「揺れる」を「揺れがある」と言い換える。

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